著作権問題で揺れるYouTubeをGoogleが買収したのは目新しいニュースですが、当事者のテレビ局側から言わせれば素人動画と劣化動画を集めたYouTubeに価値は無くゴミの集積所のようなものだという認識だそうです。
インターネットの新アーキテクチャであるWEB2.0は、ブログ・mixi・YouTube・Wikiなどに代表される社会的ネットワークが生み出す有機的なコンテンツですが、そこから吐き出される情報は確かに価値の無いものが多いわけです。
ところが価値の無いゴミを集めるとそこに大きな資産価値が生まれるという事は、日本ではすでに2ちゃんねるで実証ずみです。
便所の落書きと評される2ちゃんねるから次々と新しい文化が生まれ秋葉原を中心に様々な経済効果を生んでおります。
地上波デジタル・新方式DVDなど画質向上を追い求めるテレビ業界より劣化動画を大量に保有しているYouTubeの方が時代の最先端であることに皮肉を感じるのは自分だけでしょうか。
人目を引く一部のアイドルを一方的に売り出す芸能界より普通の素人を集めたライブチャットが新時代にはマッチしているんじゃないかと思う今日この頃です。